EDに悩む方の治療と言えば、ED治療薬によるものが一般的です。
しかし、ED治療薬は薬の力で血流を一時的に良くすることでEDの症状を改善するため、飲み続けることで薬がいらなくなるというものではありません。
また、治療薬には副作用も確認されているため、使用できない方も少なくありません。
そこで新たに開発された治療法が、低強度体外衝撃波という新しいEDの治療法です。
ここでは、EDの低強度体外衝撃波治療について、特徴やかかる費用などをED専門治療院であるユナイテッドクリニックの医師 菅原先生が詳しく紹介していこうと思います。
EDの低強度体外衝撃波治療とは?
衝撃波とは、空気の圧力が波として伝わる現象のことです。
音速を超える戦闘機などから衝撃波が発せられることがあり、窓ガラスを揺らしたり割ったりすることで知られています。
低強度体外衝撃波治療においては、低出力の衝撃波を陰茎に直接あてることでEDの治療を促します。
低出力の衝撃波を照射された陰茎には、新たな毛細血管が形成されることが分かっています。
毛細血管が増加すれば、それだけ血流も改善するので、EDを改善することが可能というわけです。
低強度体外衝撃波は、体内にできた結石を破壊し取り出す技術として発達してきました。
この技術をED治療に応用したものが、低強度体外衝撃波によるED治療です。
低強度体外衝撃波治療の特徴
一般的に知られる衝撃波は、窓ガラスを割るほどの力を持っています。
目に見えるものではないですが、身体に直接当てるとなると少し不安ですよね。
そんな不安を払拭するために、ここからは低強度体外衝撃波によるED治療の特徴を詳しく見ていきましょう。
EDを根本的な原因から改善
低強度体外衝撃波治療では、陰茎に新たな毛細血管を増やしていくことができます。
毛細血管が増加することで陰茎の血流が良くなり、EDの症状が改善するというわけです。
増加した毛細血管は、一度勃起したからといって消滅するわけではありません。
時間の経過により少しは減少することもあるでしょうが、一度の性交でEDが再発する可能性は限りなく低いといえます。
これはつまり、EDを根本的に治療できるということです。
これまでEDを根本的に治療するには、血管を健康にするために生活習慣を改善するしか手がありませんでした。
また、生活習慣を改善したからと言って、EDが完治する保証もありませんでした。
低強度体外衝撃波によるED治療は、EDの原因を根本的に治療できる唯一の方法といえるかもしれません。
ED治療薬が服用できない人、効果がなかった人にもつかえる
バイアグラなどのED治療薬には、血管を拡張し血流を改善する効果があります。
この効果により血圧が低下するため、狭心症に使われる硝酸剤と併用できません。
もし、硝酸剤などとED治療薬を併用してしまうと、血圧が急激に低下して命に関わるおそれまであります。
このように、常用している薬の効果によって、ED治療薬を服用できない人も少なくありません。
EDの治療は薬によるものがメインのため、服用できない人は諦めてしまうことも少なくないようです。
その点、低強度体外衝撃波によるED治療なら、硝酸剤を服用している人でも利用することができます。
また、物理的に毛細血管を増やす作用が低強度体外衝撃波治療にはあります。
既存の血管を拡張して血流を改善するわけではないので、ED治療薬で効果が実感できなかった人でも、EDを治療できる可能性があります。
これまでEDの治療を諦めていた人でも、低強度体外衝撃波治療なら効果があるかもしれません。
EDに悩む方にとって、一つの大きな選択肢が増えたと考えて間違いありません。
痛みの心配もなし
低強度体外衝撃波によるED治療において、最も気になるのが傷みについてでしょう。
衝撃波は窓ガラスを割るほどの力を持つこともあるため、陰茎に直接あてられるととても痛そうです。
特に陰茎の周りは男性の急所なので、余りに痛いなら治療を躊躇してしまいます。
実は、そんな心配は一切しなくても大丈夫です。
ED治療で使われる低強度体外衝撃波は、出力レベルを低くした低エネルギー衝撃波です。
もちろん、ガラスを割るような力はありません。
治療中に感じる痛みは、軽く弾かれる程度の極僅かなものです。
痛みというよりは、何かが当たっている程度の感覚しかありませんので、安心して治療を受けてください。
副作用がない
低強度体外衝撃波によるED治療は、治療機器により衝撃波を陰茎に直接当てて実施されます。
薬などは一切使用しませんので、副作用を気にする必要は一切ありません。
ED治療薬の最大の弱点は、副作用が出ることにあります。
薬の飲み合わせによっては命に関わるため、服用できない人も少なくありません。
また、血管の拡張作用があるため、他の薬を飲んでいなくてもほてりや頭痛がでる可能性があります。
一方、低強度体外衝撃波治療なら、副作用は一切出ることがありません。
そのため、性交を行うときでも、頭痛やほてりに悩まされることなく楽しむことができるようになるでしょう。
低強度体外衝撃波治療にかかる費用
低強度体外衝撃波によるED治療は、健康保険の適用外です。
そのため、全ての費用を自己負担しなければなりません。
1回にかかる費用も3万円~10万円程度と高額なので、かなりの負担額を覚悟して治療に臨む必要があるでしょう。
しかも、低強度体外衝撃波治療は、1度実施するだけで100%の効果が出るものではありません。
期間をあけながら、4回から10回程度を目安に継続的に治療を続ける必要があるため、安くても40万円程度の治療費用が低強度体外衝撃波治療にはかかります。
ただし、一度治療に成功すると、ある程度の期間はEDに悩まされる心配がなくなるでしょう。
低強度体外衝撃波治療は、根本的にEDを改善するため効果が長く続いてくれるのです。
まずはユナイテッドクリニックでのED治療薬による治療がオススメです
低強度体外衝撃波によるED治療は、まだ広く普及していない治療方法です。
そのため、全ての泌尿器科やクリニックで対応できるわけではありません。
また、治療費用が非常に高額なうえ100%効果を発揮するものでもないため、大金を無駄にするおそれもあります。
そこでまずは、ED治療薬による治療をオススメします。
ED治療薬は、10年以上多くのED患者を治療してきた実績があるため、高確率でEDの症状を改善してくれるでしょう。
私たちユナイテッドクリニックは、これまでに37万人以上のED患者様を治療してきた実績があります。
ただ治療薬を処方するだけでなく、EDの原因に合わせた的確なアドバイスもできるので、ED完治に向けて進むことができるのです。
治療薬は全て正式な手続きを経て処方される、製薬メーカの正規品ですので安心してご相談ください。