男性特有の悩みであるEDを治療するには、バイアグラなどの治療薬を服用するのが最も効果的です。
ただ、中には副作用が心配で、薬を服用することに抵抗がある方もいるかもしれませんね。
バイアグラに限らず、薬には必ずと言っていいほど副作用があるものです。
副作用を正しく理解していれば、バイアグラも安全に服用できます。
ここでは、バイアグラの副作用についてED専門治療院であるユナイテッドクリニックの医師 菅原先生が詳しく紹介していきます。
バイアグラによる主な副作用
バイアグラは、血管を拡張し血流を良くすることで勃起を補助します。
この血管拡張作用により、身体に様々な軽い副作用があらわれます。
主な副作用としては、以下のような現象が考えられます。
- 顔のほてり
- 充血
- めまい
- 頭痛
- 動悸
- 鼻づまり
このような症状は全て、血管が拡張したことで血流が良くなったことにより発症します。
薬が効いてきた証拠とも考えられるので、軽い症状ならそこまで気にしなくても大丈夫でしょう。
2、3時間もすれば、たいていの場合収まります。
ただし、あまりにひどく症状が現れる場合は、お医者さんに相談するようにしてください。
薬が効きすぎている可能性も考えられるので、用量や服用する薬を変更する必要があるかもしれません。
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頭痛が治まらないときの対処法
バイアグラの副作用として、少し厄介な症状が頭痛です。
そこまでひどい頭痛がすることは稀ですが、わずかな頭痛でもわずらわしいものです。
また、頭痛がひどくなると、性行為どころではなくなってしまいます。
頭痛が気になる場合は、市販の頭痛薬で症状を緩和することで対処できます。
バイアグラは、頭痛薬と併用しても問題ありませんので安心して服用してください。
バイアグラによる頭痛は、薬の作用が切れる4~6時間で症状が治まります。
もし、頭痛が6時間以上続くようであれば、念のためお医者さんに相談するようにしてください。
重篤な副作用
バイアグラには軽度の副作用だけでなく、命に関わるような重篤な副作用も確認されています。
基本的には併用禁止の薬と同時に服用しなければ問題はありませんが、念のため注意しておく必要があるでしょう。
バイアグラによる重篤な副作用では、以下のような症状が引き起こされる可能性があります。
急激な血圧低下
バイアグラは、欠陥を拡張し血流を改善することで勃起を補助します。
血液の流れがスムーズになるわけですから、服用時は血圧が多少下がることになります。
血圧が上がると思われがちですが、逆の効果を発揮しますので覚えておいてください。
この作用が、硝酸剤と併用してしまった場合強く出すぎてしまいます。
硝酸剤も、血管を拡張させることで狭心症に作用する薬なので、同時に服用すると急激な血圧低下を引き起こしてしまうのです。
急激な血圧の低下は、最悪の場合命に関わる危険な症状です。
併用が禁止されている薬を服用している場合、バイアグラを使用しないようにしてください。
持続勃起症
持続勃起症とは、性的な刺激とは関係なく勃起が4時間以上継続してしまう状態です。
バイアグラの副作用として、少数ですが持続勃起症も確認されています。
バイアグラは、陰茎の血流を改善することで勃起を補助する薬です。
性的刺激がなければ、基本的には勃起することはありません。
勃起を直接促す効果はありませんので、勃起した状態が継続することはありえないのです。
もし勃起が収まらない状態になってしまったら、ただちにお医者さんの診察を受けるようにしてください。
バイアグラを飲んで重い副作用が出たら
もしバイアグラを飲んで上記のような重い副作用が発症したら、ただちにお医者さんの診断を受ける必要があります。
お医者さんの診断を受ける上で重要なことは、バイアグラを服用したことをちゃんと告げることです。
バイアグラを飲んだとお医者さんがわかれば、適切な対処を素早く実施してもらえます。
もし、バイアグラを服用したことを伝えていないと、狭心症と判断され硝酸剤を使われてしまう危険もあります。
こうなるとさらに症状が悪化して、最悪の場合命を落とす結果になりかねないのです。
重篤な副作用が出てしまえば、自分で状況を伝えることが困難なケースも考えられるので、パートナーにもバイアグラを服用したことを伝えておくことが望ましいです。
もしくは、バイアグラを服用したことがわかるよう、薬の服用履歴カードのような物を携帯しておくことをオススメします。
バイアグラを使いすぎると効果が弱まる?
薬には飲みすぎると耐性ができてしまい、どんどん効かなくなる種類のものが存在しています。
バイアグラを常用している方の中には、「いずれ効かなくなるのでは?」と心配している方も多いかもしれません。
薬が効かなくなるメカニズムは、身体に備わった防御反応によるものです。
薬の中には身体に「異物」と認識されるものがあり、これらは肝臓により分解され体外に排出されます。
薬への耐性は、肝臓が薬を代謝する速度が上がるために出る症状です。
アルコールを常飲するようになると、酔いにくくなるのと同じ原理ですね。
バイアグラには、このような薬物耐性が確認されていません。
そのため、飲み続けたとしても耐性ができて薬が効かなくなるということはないでしょう。
むしろ、バイアグラを飲み続けることで、血流が改善され血管が健康になる効果に期待が持てます。
EDは血流の不良により引き起こされる病気なので、血管が健康になれば症状が改善する可能性もあるということです。
もし、バイアグラの効きが悪くなったと感じるなら、EDの原因が重症化していることが考えられます。
血管の病気が進行している可能性も考えられるので、一度お医者さんに相談しておいた方がいいでしょう。
バイアグラ開発したファイザーについて
バイアグラといえば、誰もが知るED治療薬でしょう。 世界で初めてのED治療薬として誕生したころは、マスコミなどでも騒がれたため一種のブームのようにもなりました。 バイアグラが開発される以前は、EDの治療に有効[…]
副作用を最小限に抑えるためにもユナイテッドクリニックで診察を!
副作用のリスクを最小限に抑えるには、医師の診断に基づいてバイアグラを服用することが大切です。
バイアグラも立派な医薬品なので、用法用量を守らないと副作用のリスクは高まるだけなのです。
医師に診てもらっていれば、適切な治療薬を処方してくれるでしょう。
ネットなどで治療薬を入手し、自己判断でバイアグラを服用することは副作用のリスクを高めます。
自分の健康を守るためにも、必ず医師の診察を受けてバイアグラを活用するようにしてください。
ユナイテッドクリニックでは初診料、診察料をいただいておりません。
単純にバイアグラのみの料金となっていますので、ネットで購入するよりより安全でリーズナブルです。
もしバイアグラの購入を検討しているのであれば、一度私たちユナイテッドクリニックへご相談ください。