「EDかもしれない」と不安に思っても、恥ずかしくてなかなか誰にも相談できませんよね。
特に病院に行くのは、人の目が気になったり受付で何といえばいいか分からなかったりするので、なかなか勇気を持って踏み出すことができないものです。
しかも、病院ではどのような検査が行われるかわからないので、不安はさらに増してしまいますね。
そんな方の不安を払拭すべく、ここではED治療の流れをED専門治療院であるユナイテッドクリニックの医師 菅原先生が詳しく紹介していきます。
EDをお医者さんに相談すべき理由
EDの原因は、非常に多岐に渡ります。
精神的な要因であったり、血管の不具合であったり、人により原因は全く異なるのです。
そのため一人で悩んでいても、EDを解決することは難しいでしょう。
それどころか、不安がどんどん募ってEDが悪化してしまうおそれすらあります。
病院に行く恥ずかしさから、ネットで売られている偽物の薬に手を出してしまうと、おもわぬ健康被害に合う危険も考えられます。
また、有効成分がほとんど含まれていない偽物も存在しているので、お金を無駄にすることにもなりかねません。
その点医師はEDのプロなので、あなたの状態に合わせた治療を的確に判断してくれるでしょう。
治療薬も正規品を処方してくれるので、安心して服用することができます。
EDの悩みから早期に開放されるためには、専門の医師に相談することが最も近道といえます。
あなたがEDの悩みからいち早く解放されるために、医師は力になってくれるのです。
EDは何科に相談すればいい?
医師の診断を受けずに販売されているED治療薬に手を出すと危険です。 偽物が多いため、あなたの健康を守るためにも絶対に手を出してはいけません。 そのため、EDの症状を自覚したら、病院やクリニックで医師に相談することは不可欠です。 […]
ED治療の流れ
EDの治療と言っても、病院で詳細に検査をされることはほとんどありません。
EDは、ほとんど治療薬により改善されるので、病院では治療薬を処方してもらいにいくだけと考えて差し支えないでしょう。
ED治療の基本的な流れは、以下の通りとなります。
問診
ED治療で病院を訪れた際、初めに行われるのが問診です。
問診では、EDの症状だけでなく、生活習慣や持病についても詳しく聞かれることと思います。
EDはストレスや不安が要因となることも多いため、原因を特定してスムーズな回復を実現するためにも、なるべく詳しく答えるようにしてください。
また、服用中の薬に関しては、もれなくすべての薬を伝えなくてはなりません。
ED治療薬は併用すると危険な薬があるため、伝え忘れると思わぬ副作用を引き起こしてしまう危険があります。
たとえば、狭心症の薬である硝酸薬と併用すると、急激な血圧降下により命に関わる副作用が起こりかねません。
ED治療薬に関わらず、薬は安全に服用できることが必須条件です。
普段服用している薬などがある場合は、メモしてから出かけるとスムーズに問診を終えることができると思いますよ。
診察
問診の結果次第では、必要に応じて血圧や脈拍の測定や、心電図測定、血液検査、尿検査などが行われることもあります。
これは、EDの原因が動脈硬化と関係が深いためです。
これらの検査で血管や血圧に大きな異常が認められる場合、ED治療薬を安全に服用することができないと判断される可能性もあります。
とは言え、よっぽどの異常がない限りED治療薬が危険を及ぼすことはありません。
単なる高血圧程度なら、問題なくED治療薬を服用することができます。
診察の内容は、健康診断で実施する基本的な項目がほとんどです。
直近に受けた健康診断の結果が手元にあれば、持参することで話がスムーズになるかと思います。
治療薬の処方
EDの治療は、ほとんどがED治療薬により行われます。
問診や診察は、ED治療薬を安全に服用できるか確認するために行われるものなのです。
現在、EDの治療薬としてはバイアグラ、シアリス、レビトラの3種類が流通しています。
また、比較的安価なジェネリック医薬品を選ぶこともできるようになってきています。
ED治療は、健康保険の適用外となっています。
全て自己負担で治療しなくてはならないので、その点だけは注意が必要です。
以上が、ED治療の大まかな流れとなります。
診察のためにズボンを脱ぐようなことはないので、安心して病院で診察を受けてみてください。
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場合によっては追加検査も
ED治療薬が効果を発揮しない場合や、より精密な検査を希望した場合は追加検査が実施されます。
EDの詳細な検査には、以下のような方法が使われています。
夜間陰茎勃起試験
勃起機能が正常な場合、人は睡眠中に3~6回程度勃起していると言われています。
この勃起を確認することで、勃起機能が正常かどうか判断する試験が夜間陰茎勃起試験です。
ストレスなどの影響が少ない睡眠中に正常に勃起していれば、血管の異常がEDの原因ではないと判断できます。
「リジスキャン」という専用の測定気を使うことで、正確かつ簡単に睡眠中の勃起を測定できます。
また、専用のバンドを陰茎に巻いて測定する、簡易的な方法が採用されることもあります。
人口勃起試験
人口勃起試験は、陰茎に直接勃起を誘発する薬剤を注射する試験です。
薬により勃起を引き起こすことができれば、EDが血管の異常によるものではないことがわかります。
ただ、陰茎に直接注射を行うので、それなりの傷みが伴う検査です。
また、患者の緊張によりうまく勃起を引き起こすことができないケースもあるので、最近ではあまり活用されなくなってきています。
カラードップラー試験
カラードップラー試験は、超音波を用いて血流を測定する試験です。
陰茎に流れる血流を測定することで、勃起に関わる動脈の異常を検査します。
超音波を当てて血流を測定するだけなので、痛みを全く伴わずに検査することが可能です。
しかし、勃起していない状態では、血流の判断がつきにくいという弱点もあります。
DICC
DICCは、陰茎に造影剤を注入してX線検査を行う方法です。
同時に、内部の圧力も測定し、造影剤の流入速度などから異常を発見していきます。
DICCはかなりの痛みを伴うため、EDの検査の最終手段ということができます。
患者への負担が大きいので、どうしても原因が分からないケースでのみ使用されることが一般的となっています。
これらの試験が行われるのは、ED治療薬が全く効かないケースか自ら希望した場合に限ります。
病院を訪れ、いきなりこれらの試験が行われることはありませんので、安心してお医者さんに相談してくださいね。
EDは専門のユナイテッドクリニックで治療するのが一番です
EDの治療薬は、ネット通販などでも出回っているので、病院に行く必要性を感じない人もいるかもしれません。
しかし、ネット上で販売されているED治療薬は偽物も多く、中には有効成分がほとんど含まれていないものや危険な成分が混ざっているものもあるようです。
これらの薬を服用してしまうと、効果がないばかりか健康被害にある危険性もあるため、必ず病院で治療薬を処方してもらう必要があります。
ユナイテッドクリニックは、ED患者さんが来院しやすい雰囲気を作っているED専門クリニックです。
EDの悩みから解放されるためにも、一人で悩まずに勇気を出してED専門のユナイテッドクリニックにご相談ください。