人間の健康に、食事は密接に関わっています。
特に生活習慣病のような病気は、食生活の乱れにより引き起こされていると言っても過言ではありません。
そして食生活の乱れは、場合によってはEDの原因ともなってしまいます。
これはつまり、食生活を改善することでEDが治療できる可能性もあるということでもあります。
もしEDが発症しているのなら、食生活を改善することで悩みから解放されることも十分ありえることなのです。
ただ、食事とEDの関係性が理解できなければ、なかなか食生活の改善に取り組むことができないかもしれません。
そこでここでは、EDと食生活の関係性を明らかにし、効果的な食事療法についてED専門治療院であるユナイテッドクリニックの医師 菅原先生が紹介していきます。
EDの主な原因とは？
EDの主な原因は、血管が老化することにより血流が悪くなることにあります。
そもそも勃起は、陰茎に十分な量の血液が流れ込むことで起こります。
血流が悪く十分な量の血液が陰茎に流れ込まなければ、正常な勃起ができずEDとなってしまうのです。
特に陰径部分の毛細血管は、人体の中でも細い血管です。
そのため、血液や血管の不調の影響を受けやすく、最初に症状が現れる部分でもあります。
他にも、心的なストレスやプレッシャーが原因となる心因性EDというケースも考えられます。
こちらは、血流は正常なケースでも起こる可能性があるので、血管の老化は関係ありません。
焦りやトラウマが原因となってしまうので、カウンセリングによる心のケアや、勃起の成功により自信につなげる治療が必要です。
心因性EDはこちら
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食生活の乱れでEDが引き起こされる理由
食生活の乱れは、多くの生活習慣病を引き起こします。
たとえば高血圧や高コレステロール、糖尿病などは、全て食生活の乱れが原因です。
これらの生活習慣病は、血液や血管に悪影響を及ぼし、血流を悪くすることが知られています。
つまり、生活習慣病とEDは密接な関係があるということです。
高コレステロールや糖尿病は、血液をドロドロにして血流を悪くします。
また、高血圧が長く続くと、血管に負担が常にかかるようになり老化を早めてしまいます。
血管が老化すると、柔軟性が失われるのでこちらも血流が悪くなるのです。
生活習慣病とEDの関係はこちら
EDと生活習慣には密接な関係があります。 EDは生活習慣病のサインとも言われるほどなので、不規則な生活を続けていると、それだけEDを発症するリスクを高めてしまいます。 これは逆に考えると、EDは生活改善により[…]
このように、EDと食生活の乱れは、かなり密接な関係があります。
もし、EDの症状が現れ始めたのなら、生活習慣病も進行している可能性が高いといえます。
重篤な病気が発症しないよう、早めに生活習慣を改善するべきといえるでしょう。
生活習慣の改善が、EDを治療することにももちろん役立ちます。
EDに効果的な食べ物
EDの治療では、血流を改善することが最優先です。
正常な血流に戻すことができれば、血管が原因となるEDは完治する可能性が高くなります。
特に以下で紹介する食べ物は、特にEDに効果的と言われています。
意識的に取り入れるようにして、EDの改善を目指してください。
血液をサラサラにして血流を改善
血液をサラサラに保つためには、「オサカナスキヤネ」と呼ばれる食品が効果的です。
これは、血液によい食品の頭文字をとり覚えやすくしたものです。
具体的には、以下の食材のことを示しています。
- お茶
- 魚
- 海藻
- 納豆
- 酢
- きのこ
- 野菜
- ネギ
この8品目の食材を、できれば1日で摂ることが理想とされています。
このような食生活を継続することができれば、ある程度の期間で血液がサラサラになりEDも改善に向かうことでしょう。
1日で全て摂取するのが難しいようなら、3日単位でいいので始めてみてください。
また、果物もEDの改善には効果を発揮してくれます。
果物に含まれるポリフェノールの一種であるフラボノイドは、抗酸化作用を持つ成分です。
動脈硬化の原因となる活性酸素を除去してくれるので、血管を健康な状態に戻しEDを改善してくれるというわけです。
特にフラボノイドは、ブルーベリーやイチゴ、柑橘類に多く含まれています。
果物は週に数回、少量摂取するだけでも効果に期待ができるので、取り組みやすいと思いますよ。
当然ですが、血流を改善するためには、上記のような食材を一気に食べるだけでは効果がありません。
日々の食生活を根本的から改善し継続することで、ようやく効果が現われてくるのです。
ジャンクフードやコンビニ弁当のような、高脂肪と炭水化物のみの食事を避け、バランスのよい食事を日頃から心がけるようにしてください。
男性ホルモンの分泌を促進する食べ物
男性ホルモンの減少も、EDを引き起こす原因となり得ます。
特にテストステロンという男性ホルモンは、性欲と密接な関係があります。
テストステロンの分泌量が減少してしまえば、性欲減退となりEDにつながってしまうのです。
テストステロンの分泌は、年齢を重ねるごとに減少していきます。
そこで、テストステロンの分泌を助ける栄養素を意識的に取り入れることで、減少を防ぐ必要があるのです。
テストステロンの減少には、亜鉛が効果的と言われています。
亜鉛が不足すると精巣が萎縮してしまうため、テストステロンの分泌量が低下してしまうのです。
亜鉛を多く含む食材としては、アーモンド、海苔、抹茶、ココア、牡蠣、豚レバー、鳥モモ肉、牛の赤身などが挙げられます。
意識的に摂取することで、亜鉛不足を補うようにしてください。
それから、亜鉛はお酒を飲みすぎると体外に排出されてしまいます。
そのため、過度な飲酒を控えることも、ED治療では非常に重要なことと言えるでしょう。
食事とEDの関係はこちら
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EDの食事療法は時間が必要
生活習慣病の改善と同じく、EDの食事療法にも時間がかかります。
短期間だけ食生活を改善したところで、効果を実感することはほとんどないでしょう。
そのため、根本的な生活習慣を見直し、常にバランスのよい食事を心がけることが必要です。
また、生活習慣の改善として、定期的な運動も取り入れるとより効果的です。
運動と食事の両面から身体を健康に保つことができれば、EDも早期に改善していくことと思います。
時間は必要ですが、食事療法ならEDの根本的な解決に期待ができます。
健康的な生活を続けることでEDの予防ともなるので、EDに悩まされることもなくなるかもしれません。
もちろん、生活習慣病を改善することにもつながりますので、いいこと尽くめの治療法といえます。
薬も併用してEDの改善を目指しましょう
食事療法によるED改善には、どうしても時間がかかります。
いつまでも性行為をしないのは、パートナーとの関係に影響することも考えられるので、なるべく早くEDを治療したいと望む方もいるでしょう。
そこで、ED治療薬を併用しながらEDの完治を目指すことをオススメします。
ED治療薬は、血管を拡張することで血流を良くする薬です。
薬に慣れてEDが悪化するなんてこともありませんので、安心して使用してみてください。
ED治療薬により勃起することができれば、それだけでも自信につながります。
勃起の感覚を取り戻すことで、EDの治療を助けることもできるでしょう。
食事療法と合わせて使うことで、通常通りの性生活を送りながら、ユナイテッドクリニックでEDの完治を目指す
ED治療薬は、医師の処方により正規の薬を服用しなければなりません。
ユナイテッドクリニックで処方する治療薬は、全て製薬メーカーの正規品ですので安心して服用していただけます。
さらに、ユナイテッドクリニックではED完治にむけたアドバイスもいたしますので、まずは相談だけでもしてみてください。
