EDになるきっかけは人それぞれで、その原因は非常に多岐に渡ります。
身体は元気でもEDになるケースも少なくないので、若いからといって油断はできません。
では、どのようなことがきっかけとなり、EDが発症してしまうのでしょう。
ここでは、EDが発症するきっかけをEDの原因ごとにED専門治療院であるユナイテッドクリニックの医師 菅原先生が詳しく紹介していきます。
心因性EDのきっかけ
最もEDのきっかけが多岐に渡るのが、心因性のEDです。
心因性のEDとは、精神的な理由が原因となり引き起こされるEDのことです。
人によりきっかけは様々でしょうが、主に以下のようなことが考えられます。
心因性EDの特徴
EDは、様々な要因により引き起こされてしまいます。 数ある原因の中でも、精神的な要素が原因となるのが心因性のEDです。 EDは比較的高齢の方の悩みと思われがちですが、心因性のEDは若い世代でも発症することがあ[…]
緊張やプレッシャー
性行為を重ねてきた大人の男性なら、緊張やプレッシャーとは無縁のように思います。
しかし、性行為に関係のない普段の生活や仕事がきっかけとなり、EDが発症してしまうケースもあるので注意が必要です。
特に多いのが、仕事や家庭でのストレスが原因となるケースです。
抱えている心配事が多ければ、不安で勃起がうまくいかないこともあるでしょう。
この一度の不調がきっかけとなり、EDが慢性化することもあります。
また、子作りがプレッシャーとなり、EDになってしまうことも少なくないようです。
奥さんの排卵日が近づくと、そのことがプレッシャーとなり勃起しなくなってしまいます。
このように、思わぬ緊張やプレッシャーがEDのきっかけとなることもあるので覚えておいてください。
経験不足
性行為の経験の浅い、若い年代に多い心因性EDのきっかけです。
経験が少ないことから、うまく性行為ができるか不安になり、勃起がうまくできなくなってしまいます。
特に、性行為の経験が全くない場合、初めてのことは誰でも緊張するものです。
この緊張が過度になりすぎてしまうと、勃起しないということは珍しいことではありません。
経験不足によるEDは、ほとんどの場合、経験を重ね緊張がほぐれるごとに改善していきます。
ただ、初回の失敗を引きずると、EDが悪化することもあるので注意しなければなりません。
トラウマ
「過去に性行為がうまくいかなかった」といった経験がトラウマとなり、EDが引き起こされていることもあります。
若い頃に経験不足から失敗してしまい、そこから性行為が怖くなってしまうのです。
また、過去のパートナーに言われた言葉がトラウマとなり、EDを引き起こしていることもあります。
パートナーから言われた何気ない一言がきっかけで、自信を失ってしまうというわけです。
精力の衰え
年齢を重ねるごとに、どうしても精力は衰えていきます。
その上疲労が溜まっていくと、勃起がうまくできないこともあるでしょう。
この一度の不調がきっかけとなり、男としての自信を失ってしまうこともあります。
勢力が衰えた上に心理的な要因まで加われば、EDがさらに悪化してしまいます。
ED治療薬を使い自信を取り戻すことで、少しずつ要因を取り除いていきましょう。
性行為の期間が開きすぎた
長期間性行為を行っていなかった場合、うまくできるか心配になりEDの症状がでることがあります。
心理状態としては、経験不足の状態と似ていますね。
この段階で失敗してしまうと、性行為がプレッシャーとなる悪循環に陥る可能性があります。
どうしても緊張して失敗しそうなら、ED治療薬の力を借りるのも一つの手といえるでしょう。
器質性EDのきっかけ
器質性EDは、身体に何らかの問題が生じているためにEDが引き起こされます。
主な原因は、陰茎周りの血流が悪くなることにあります。
そもそも勃起は、陰茎に血液が流れこむことで生じるため、血流の低下は致命的ともいえるでしょう。
器質性EDの特徴はこちら
EDは、様々な要因が複雑に絡み合い引き起こされる病気です。 加齢によるものと考えられがちですが、ストレスが原因となったり、病気が原因となったり、常用薬が原因となったりと、人によって大きく状況が変化します。 そ[…]
器質性EDのきっかけは、分かりにくいことがほとんどです
血流の悪化は、日頃の生活習慣の乱れや加齢から徐々に引き起こされるため、明確にEDのきっかけを探り当てることは困難です。
ただし、加齢でない限り食生活や運動不足といった、日々の生活に問題があることは間違いありません。
特に生活習慣病にかかっている方は、健康的な食生活と運動を心がけることで、EDの症状を改善できるかもしれません。
また、膀胱付近の手術や腰周りの怪我の影響で、血管や神経を損傷するケースもあります。
この場合は、怪我や手術が明確なEDのきっかけです。
血管や神経が損傷してしまっているので、ED治療薬が効かず、他の治療法を検討する必要も出てきます。
薬剤性EDのきっかけ
薬剤性EDは、他の病気で服用している薬の副作用としてEDになってしまいます。
薬剤性EDが発症するきっかけは、飲み始めた薬によるものなので明確です。
特に、高血圧や高コレステロールの薬、抗うつ剤の中には、副作用としてEDが発症する可能性の高いものが多くあります。
薬剤性EDの難しいところは、原因となる薬をすぐに止められないことにあります。
生活習慣病のように毎日薬を飲まなければ健康を損ねてしまう場合、EDの症状がでるからといって薬を止めることができません。
薬剤性EDの特徴はこちら
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とは言え、最近では同じ効能を持つ薬が何種類も販売されています。
そのため、薬の種類を変えることで、薬剤性EDを克服できるかもしれません。
ただし、自己判断で薬を変えたり止めたりすることは危険なので、まずはかかりつけの医師に相談するようにしてください。
EDの原因は一つではない
EDの原因は、大きく分けると「心因性」「器質性」「薬剤性」の3つに分けることができます。
そして、これらの要因は複合するので注意が必要です。
たとえば、仕事のストレスによる心因性のきっかけと、生活習慣の乱れによる器質性の原因の両方が、EDを引き起こしているケースは非常に多いといえます。
また、持病などで薬を飲んでいるなら、薬剤性のEDも絡んでいるかもしれません。
このように、EDのきっかけは非常に複雑に絡み合っているため、「これ」と特定するのはなかなか難しいといえるでしょう。
とは言え、それぞれの原因にEDとなるきっかけがあるので、気を配り予防することも大切なことといえます。
ストレスを溜めすぎず健康的な生活を送ることで、EDを防ぐことは十分可能なのです。
EDの予防についてはこちら
EDは加齢だけでなく、日々の生活習慣とも密接に関係しています。 生活習慣病の兆候として症状が現れることもわかっているため、「歳だから」と放置するのは非常に危険といえるでしょう。 EDの初期症状が現れたうちから医師に相談していれば[…]
EDの治療ならユナイテッドクリニックにお任せください
一度EDが発症してしまうと、パートナーとセックスレスになってしまうことでしょう。
そのまま放置してしまうと、関係性を悪化させてしまうことになりかねません。
パートナーと健康的で豊かな生活を送り続けるためには、「自分の問題だから」とEDを放置してはいけないのです。
そこで、EDのことなら私たちユナイテッドクリニックに相談してください。
どのようなきっかけでEDになったとしても、治療薬はあなたの力になってくれます。
ED治療薬は医師による処方が不可欠なので、必ずクリニックの診断を受けて手に入れなければなりません。
安全にEDを治療していくためにも、優秀な医師が揃うユナイテッドクリニックに任せてくださいね。