自転車は、私たちの生活で最も身近な乗り物といえます。
免許もいらず渋滞もほとんど関係ないため、通勤に使われているという方も多いことでしょう。
また、健康維持のためにサイクリングを実施しているという方も多いと思います。
ところが、サイクリングがEDの原因になるということをご存知でしょうか?
ここでは、サイクリングとEDの関係性についてED専門治療院であるユナイテッドクリニックの医師 菅原先生が詳しく紹介していきます。
運動はEDの予防や改善につながるのですが、、、
基本的に運動は、EDにとって良い影響をもたらしてくれます。
身体機能の悪化が原因となる気質系のEDは、血管の老化が大きく影響しています。
老化が進み硬くなった欠陥では血流が悪くなるので、勃起するのに十分な血液が陰茎に流れ込まなくなるのです。
血管の老化は、偏った食生活や運動不足など、不健康な生活が原因となります。
いわゆる、生活習慣病と呼ばれるものですね。
適度な運動は生活習慣病の予防につながるため、EDにとっても良い影響をもたらすというわけです。
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また、適度な運動は男性ホルモンであるテストステロンの分泌を促進します。
テストステロンは性欲に深くかかわる男性ホルモンで、筋肉量が増えると分泌量も増加します。
適度な運動は筋肉量の維持に効果的なので、テストステロンの分泌を促進しEDを予防することができるというわけです。
サイクリングでEDになる理由
ではなぜ、サイクリングはEDになるといわれているのでしょう。
適度な運動がEDの予防に良いのなら、サイクリングもよい影響を与えてくれそうなものです。
実は、自転車のサドルは「会陰」という部分の血管を圧迫してしまいます。
会陰部分は、勃起にかかわる血管や神経が集中している部分です。
この部分をサドルで長時間圧迫してしまうと、陰茎への血流が悪化しEDにつながってしまうというわけです。
サイクリングが盛んなアメリカなどでは、300万人程度がサイクリングによるEDともいわれています。
このように、サイクリングはEDの原因となる可能性は十分あるといえるのです。
EDにならないようサイクリングで注意すること
サイクリングは、EDにとって悪影響を及ぼす可能性があります。
とは言え、自転車に全く乗らない方がいいかというと、そういうことではありません。
乗り方などに注意すれば、EDの心配なくサイクリングを楽しむことができます。
ここからは、EDを予防するためサイクリングで注意すべき点をいくつか紹介していきましょう。
自転車のサイズやポジションを見直す
自転車のサイズがあっていない場合や座るポジションがおかしい場合、むやみに股間の血管を圧迫してしまいます。
当然圧迫が強くなると、血流が悪くなりEDのリスクが高まってしまうでしょう。
そこで、自分の体に合ったサイズの自転車を選び、座り方にも注意してください。
それから、特にサドルの形には注意が必要です。
ロードバイクなどにありがちな細いサドルは、股間をより強く圧迫してしまいます。
EDのリスクを抑えるなら、ある程度太いタイプのサドルがオススメです。
適度に休憩をとる
サドルによる股間の圧迫は、長時間になればそれだけ悪影響を及ぼします。
そこで、長期間のサイクリングを予定している場合は、適度に休憩を挟むようにしてください。
具体的には、30分~1時間程度に一度、休憩をはさめばいいかと思います。
また、自転車の運転中も、適度に立ち漕ぎをするといった工夫も大切です。
常に股間が圧迫されていない状況を作れば、EDのリスクはかなり低減できるでしょう。
荷物を減らす
股間を圧迫する力は、荷物と体重の総重量に比例して強くなります。
つまり、荷物が多いとそれだけ圧迫する力が強まり、EDのリスクが高まるということです。
そこで、荷物は極力減らして股間にかかる負荷を減らすとよいでしょう。
また、体重も圧迫する力に影響しています。
太り気味の方は、減量することでサイクリングのリスクだけでなく、血管からくるEDのリスクも低減することができるでしょう。
圧迫を防ぐためクッションを活用する
最近では、痛みを和らげるためのサドルやサドルカバーが販売されています。
ジェル入りのものも登場しており、座り心地が柔らかくなるため、股間の圧迫をかなり抑えることができます。
ただし、サドルにカバーを付けると、見た目が悪くなるのが難点ですよね。
そんな方は、パッド付のインナーパンツを活用するといいでしょう。
自転車の見た目を変えることなく、クッション性を付与できるので、自転車にこだわる方にもオススメです。
運動による好影響には期待できる
最初にお伝えした通り、運動はEDにとって良い影響をもたらしてくれます。
この効果は、サイクリングであっても同様です。
特に下半身の筋肉を使うサイクリングは、テストステロンの分泌を促進する効果もあり、股間の圧迫にさえ注意すればEDの予防にも期待が持てるでしょう。
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EDになる可能性はありますが、股間の圧迫が強すぎた場合に限ります。
数分程度自転車に乗るくらいなら、全く影響はないといってもいいでしょう。
もちろん、長距離のサイクリングでも、注意点さえ守ればリスクはほとんどありませんから安心してください。
EDが気になるならユナイテッドクリニックにご相談ください
サイクリングのEDは、様々な工夫で予防することができます。
ただ、EDの原因はサイクリングだけではありません。
生活習慣からくる血管の不調や、心理的な要因もEDを引き起こすので、サイクリングだけ対策してもほとんど意味はないのです。
EDを予防するなら、規則正しい健康的な生活を送る必要があります。
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とは言え、あなたも毎日仕事が忙しいでしょうから、そんなに規則正しく生活するのは難しいですよね。
毎日の無理がたたって、EDを発症するのも仕方がないかもしれません。
もし、EDの症状に悩みなら、私たちユナイテッドクリニックにご相談ください。
EDを治療するなら、ED治療役を使用することが最も確実です。
ユナイテッドクリニックでは、製薬メーカーの正規品を安価にご提供いたしております。
ED治療薬は医師による処方が必要なため、インターネットなどで勝手に入手して服用することは危険です。
薬の飲み合わせなどの判断も必要ですから、一度ご来院してください。