AGA治療でEDになるって本当?薬の副作用を詳しく紹介

EDと同じく男性特有の悩みである薄毛ですが、最近では薬による治療も広まってきています。

「AGA治療」という言葉が広まったことから、薄毛も病院で治療できることはご存知でしょう。

 

ただ、AGA治療とともにある噂も広まっています。

その噂こそ、「AGA治療でEDになる」というものです。

この噂が本当だとしたら、薄毛が治療できたとしてもEDに悩むこととなってしまいます。

これでは、薄毛治療に取り組むのに躊躇してしまいますね。

 

実際のところ、AGA治療でEDになることがあるのでしょうか。

ここでは、AGA治療とEDの関係性についてED専門治療院であるユナイテッドクリニックの医師 菅原先生が詳しく紹介していきます。

 

AGAとは?

AGAとは?

AGAは、Andro Genetic Alopeciaの頭文字を取った略称です。

日本語では、男性型脱毛症といいます。

男性型脱毛症という名称ですが、近年では女性にみられるケースも増えています。

 

AGAの原因は、遺伝や男性ホルモンの影響といわれています。

つまり、自身で予防するのもなかなか難しいということです。

遺伝はどうしようもないですし、男性ホルモンの分泌も加齢による変化なので中々すぐには改善できません。

 

薄毛の90%以上は、AGAが原因といわれています。

つまり、薄毛に悩む人はAGAであるといっても過言ではないということです。

だからこそ、誰もがAGA治療により薄毛の悩みを克服できるといえるでしょう。

 

AGAの治療は、EDと同じく薬を使って実施されます。

現在、AGAの治療薬として主に使われているのは、「フィナステリド」「デュタステリド」「ミノキシジル」という3種類の成分です。

このどれもが、副作用でEDになることが疑われています。

 

AGAの治療薬でEDになるって本当?

結論から言ってしまうと、AGA治療でEDになることはほとんどありません。

そのため、EDの事は気にせずにAGA治療に取り組んでください。

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AGA治療薬の一つであるフィナステリドに対して実施された副作用に関する調査では、性欲の減退が5%未満の被験者に、EDの症状が1%未満の被験者にみられたというデータがあります。

フィナステリドの服用で発生した主な副作用はリビドー減退(1.1%)、ED(0.7%)ですが、これらの副作用はプラセボと比較しても有意差がありませんでした。

したがってご自身のEDとAGA治療薬を直接的な原因とするのは早計と言えるでしょう。

AGAの治療薬でEDになる?

では、なぜAGA治療とEDに因果関係があるという噂が立ったのかというと、患者様の年齢が関係していると思われます。

AGAが気になり始める年齢は、EDが気になり始める年齢と似ているのです。

40代半ばくらいから、急激に患者数が増加していきます。

そのため、AGAの治療を続けていたらEDも発症してしまったというケースも少なくないのです。

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つまり、先にAGAの治療をしていたら、加齢など他の原因でEDになってしまったということです。

EDの原因を正しく把握するためにも、AGA治療のためと思い込まず医師に相談してください。

 

AGA治療でEDになるケース

AGA治療とEDには、明確な因果関係はありません。

とは言え、ごく少数ですがAGA治療がEDにつながってしまったケースもあるようです。

AGA治療によるEDのきっかけは心理的要因が多い

AGA治療によるEDのきっかけとしては、心理的な要因で症状があらわれてしまうケースが最も多いです。

「AGA治療でEDになる」という噂を信じてしまい、不安からEDになってしまいます。

 

そもそもEDは、血管の不調や加齢など身体的な事だけが原因とは限りません。

不安やプレッシャー、ストレスなど、心理的なことが要因になることも非常に多いのです。

そのため、「AGA治療とEDは関係ない」と理解してしまえば、不安からEDにつながってしまうことはなくなることでしょう。

 

AGA治療薬とED治療薬は併用できる?

AGA治療薬とED治療薬は併用できる?

AGAとEDを治療する上で、もう一つ気になるのが「同時に治療できるのか?」ということでしょう。

どちらも治療薬による治療がメインのため、薬の飲み合わせは非常に気になりますよね。

そこで、両治療薬で考えられる副作用についてみていきましょう。

 

まず、AGA治療薬の禁忌薬はありません。

併用すると危険な症状を引き起こす薬はないため、基本的にはどのような状況でも治療に取り組むことができます。

ただし、併用に注意が必要な薬はあるので、医師の診断を受けて服用する必要はあるでしょう。

とは言え、ED治療薬はAGA治療薬の併用注意薬にも挙がっていません。

 

次に、ED治療薬の禁忌薬は、心臓病の薬である硝酸剤です。

硝酸剤には、ED治療薬と同じく血管を拡張する作用があり、併用すると急激な血圧低下を引き起こす可能性があります。

とは言え、こちらもAGA治療薬は無関係ですね。

 

これらのことから、AGA治療とED治療は同時に実施しても問題ありません。

特にAGAは、症状が進行しすぎると手遅れになるケースもあるため、気になるなら早めの治療を心がけてください。

 

ED治療薬はユナイテッドクリニックで医師の診断を受け正しく服用しましょう

ED治療薬は医師の診断を受け正しく服用しましょう

ED治療薬もAGA治療薬も、どちらもれっきとした医薬品です。

少なからず副作用もあるため、専門的な知識を持たずに服用するのは非常に危険といえるでしょう。

 

もし、EDや薄毛にお悩みなら、私たちユナイテッドクリニックにご相談ください。

私たちは、男性特有のお悩みに特化した、男性専門のクリニックです。

 

ED、AGAどちらの症状に対しても、経験豊富な優秀な医師が的確な診断とアドバイスをいたします。

プライバシーにも配慮し、男性スタッフのみで運営しておりますので安心してご来院ください。

EDやAGAでお悩みならユナイテッドクリニックにご相談ください
ユナイテッドクリニック内観

EDやAGAは、薬により治療することのできる病気です。
悩みや不安から解放され、生活の質を向上するためにも、ぜひ私たちにご相談いただければと思います。
全ての院は駅近の好立地なので、人目につかずにご来院頂けます。医師・受付スタッフ全て男性で構成されていますので安心してご利用頂けます。

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住所:台東区上野7-7-7早稲田ビルヂング8階
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